【働き方・雇用形態の種類や特徴】それぞれのメリットやデメリットまとめ

仕事

「働き方ってどんな種類があるの?」
「働き方のそれぞれの特徴ってなに?」
「働き方によってメリットやデメリットってあるのかな?」

今回はこんな疑問に答えます!

この記事を読むとわかること
・働き方の種類
・働き方の特徴
・それぞれのメリット・デメリット

自分に合った働き方を探して転職15回以上、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、業務委託、他にも在宅ワークや住み込み等の様々な働き方を経験した筆者がまとめました。

では早速いきましょう!

正社員

会社の規定に従い、直接雇用され、雇用契約上特別の取り決めなく雇用された社員のこと。

特徴
・正規雇用
・直接雇用
・契約期間が無期(期間の定めのない労働契約)
・フルタイム勤務

メリット
・長く働けて収入が安定する
・社会保険、福利厚生等、手当が充実している
・住宅購入のローン借り入れやクレジットカードの申請などの審査に通りやすい等の社会的信用が得やすい

デメリット
・責任が重い
・自分のタイミングで休みを調整しにくい(特に長期休み)
・副業が認められていない企業もあるため新たな挑戦と並行できない場合がある

契約社員

会社の規定に従い直接雇用され、「有期労働契約」を結んだ有期契約社員のこと。

特徴
・非正規雇用
・直接雇用
・勤務できる期間は原則として最長3年
(決められた期間ずつで更新していく場合が多い)
・フルタイム勤務以外の短時間労働も可能

メリット
・入社のハードルが正社員より低い
・基本転勤がない
・同じ業務であれば正社員と給与がほとんど変わらない
・有期なので今後の人生の変化に柔軟に対応できる

デメリット
・有機のためずっと働き続けることができない
・昇進、昇給が基本なし
・ボーナス、退職金がない企業が多い
・正社員より福利厚生の範囲が狭くなる可能性
・ローンの審査が通りにくい

派遣社員

派遣元である派遣会社と雇用契約を結び、派遣先の企業(派遣元とは別の企業)で働く人のこと。
登録型派遣と無期雇用派遣、紹介型派遣などがあるが、登録型派遣が一般的。

特徴
・非正規雇用
・雇用主となるのは登録した派遣会社であり、実際に勤務する企業ではない(紹介予定派遣という、一定の期間が経つと働く企業の直雇用に切り替わる派遣もある)
・有期雇用(最長3年) ※無期雇用派遣は無期
・派遣先企業を変えても派遣元が変わらなければ同じ職場で継続して働いたことになる

メリット
・未経験OKなお仕事も多く、色んな職種に挑戦しやすい
・派遣会社が実際に働く企業との間に入ってくれるため、何かあればサポートしてもらえる
・自分のやりたいことも並行しながら、フレキシブルに働ける

デメリット
・基本的に企業が人手が足りない時にその補填として雇われることが多いため、企業側の都合で契約が終了することがある
・ずっと同じ企業で働き続けることが難しい(登録型は最長3年、無期雇用はハードルが高いため)
・責任感のあるお仕事を任されにくい

パート・アルバイト(パートタイム労働者)

同じ事業者で働く正社員より、1週間の所定労働時間が短い労働者のこと。
(企業が呼び方を分けているだけで、パートとアルバイトに法律上区別はなし)

特徴
・非正規雇用
・直雇用
・基本有期雇用
・フルタイム勤務以外だけでなく、勤務日数や勤務時間が短い働き方が可能

メリット
・シフトの融通が利きやすく、お休みを自分で調整できる
・副業で複数の収入源を得ることができる
・扶養内で働きたい等、自分の希望の給与にできる

デメリット
・努力しても賞与や昇給がしにくい
・短時間勤務で所定労働時間や給与額などの条件を満たせないと、社会保険に加入できない場合がある
・有期の場合も多く、給与が安定しにくい

業務委託

企業に所属せず個人で仕事を受託する働き方のこと。フリーランス、個人事業主と呼ばれることもある。

特徴
・企業に属さない
・企業とフラットな関係性で仕事を受託する
・労働基準法が適用されないため、自分の身は自分で守る必要がある

メリット
・自分の得意なことを生かして働ける
・組織や時間や場所に囚われることなく自由に働ける
・能力次第で会社員よりも高収入も狙える

デメリット
・仕事が常にあるわけではない不安定さ(自分で営業しないと仕事は入ってこない)
・企業に属していないため、確定申告を自分でする必要がある
・労働基準法も適用されないため、自分の能力次第では働く時間が長時間になる可能性がある

限定正社員

2013年に始まった勤務地・労働時間・職務を通常の正社員に比べ限定した正社員のこと。

特徴
・正規雇用
・直雇用
・無期雇用
・限定した条件で働ける

メリット
・正社員の条件だと働くのが難しい人も限定した条件で正社員になれる可能性
・地域限定だと転勤がなかったり、夜勤限定など自分の生活に合った働き方が可能
・正社員と同じ福利厚生が利用できる

デメリット
・正社員よりも任される仕事の幅が狭くなる
・まだ限定正社員を取り入れていない企業も多い
・正社員と同じく無期雇用なので、自分のライフスタイルが変わった時に柔軟に合わせていくのは難しい

まとめ

【働き方・雇用形態の種類や特徴】それぞれのメリットやデメリットまとめについてお話ししました。
今回お話ししたのは大きな部分なので、派遣の中でも無期雇用や紹介派遣、住み込みでの働き方など細かく分かれてくるのですが、細かく書きすぎると長くなりすぎるので今回はざっくりとまとめました。

色んな意見があると思いますが、筆者は「この働き方が1番良い!」と一概には言えず、人それぞれしっくりくる働き方は違うと考えています。ちなみに筆者の場合は、冒頭でもお伝えした通りなかなか働き方が定まらず転職を繰り返してきましたが、現在は短期の派遣社員と業務委託の雇用形態を併用するという働き方で落ち着きました。
どの働き方が働きやすいかは本当に人によって変わるので、自分が譲れない条件と照らし合わせながら「これだ!」と思える働き方を見つけていきましょう!

このがんばらないくまの働き方ブログでは、自分の働き方を見つけるために役立つ情報を発信しています。今働いていて合わないと感じている人や、もっと色んなお仕事に挑戦したいと考えている人も、一緒にこのブログが自分に合った働き方を見つけるヒントになったら嬉しいです。

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